約 1,354,733 件
https://w.atwiki.jp/reviewer/pages/17.html
192 ゲーム好き名無しさん 2006/06/17(土) 21 45 48 ID ??? ttp //www.comrade-jp.net/column/kuso/? ここはどうだろう 出典 comrade 管理者 SEIJI氏(レビュー者は銀山氏) 紹介ページ クソゲーレビュー~その時歴史が動いた 書式 背景色 白 文字色 黒 文字寄せ 中央 画像 一部あり レビュー数 総レビュー 10 序文(引用) みなさん、はじめまして銀山です。 今回から8回、ここでクソゲーのレビ ューをさせて頂くことになりました。文書等を書くことになれていないので、 見苦しい点が多々出てくることがあると思いますが、見逃してやってくださ い。そしてゲーム中の会話文等、記憶を元に書いているところもありますの で、なるべくその通りに書いているつもりですが、実際やった時に多少違うころがあるかもしれませんがご了承下さい。後、ネタバレしまくっていま すのでコレからやってみようと思っている方は気を付けて下さい。 ※レビューの前に ここでは、クソゲーというものについて書いていくわけですが、ココで使っ ている「クソ」という言葉は、決して悪い意味で使っているのではない、と いうことを知っておいて下さい。つまりクソゲーというのは、「つまらないゲ ーム」という意味ではなく、設定、操作性、ストーリーに問題があるだけで (十分死活問題)プレイヤーのモチベーション次第では、非常に楽しくプレイできる「おもしろいゲーム」のことを指します。 その他コンテンツ 主に島根大学の学生向けの情報 2ちゃんねるタイプの掲示板群 etc… スレ上の反応 概ね悪し 更新状況 特別コーナーであるため、約3年前に終了して以来、一度も更新なし。親サイト自体は更新活発。
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/336.html
2012総評案6 大賞 CROSS QUARTZ 681 名前:総評案6 ◆aOZkQrAtQw [sage] 投稿日:2013/02/15(金) 02 05 14.56 ID WglLU9u7i [2/4] 2011年のクソゲーオブザイヤーinエロゲ板(KOTYe)は壮絶な論争の果てに決着を見た 最凶のクソゲー「ゾンビの同級生はプリンセス―不死人ディテクティブ―」 最高のクソゲー「学園迷宮エロはぷにんぐ!~イクぜ!性技のダンジョン攻略~」 究極のクソゲーとはなんなのか? 自問自答を繰り返し、無限ループに陥る論争の渦はまるでフラグ管理が破たんしたクソゲーのようにスレ住民たちを苦しめた。 思わず笑みがこぼれてしまうほどのクソさにあふれるものこそが究極なのか? あまりの苦痛のあまり笑い話にしなければいけないようなものこそが究極なのか? 結局結論が出ることはなかった。 2011年の大賞2作はこれからもスレ住民たちに「クソゲーとは何か?」を問い続けるだろう そして迎える2012年。 管野ひろゆき氏が去り、一抹の寂しさを胸に抱えたままのスレ住民たちに新年早々より前年大賞の片割れを生み出したsofthouse-sealより、 「究極のエロゲ―」を論争し続けるスレ住民をあざ笑うがごとく刺客が送り込まれた 「華麗に悩殺♪くのいちがイク!」である。 seal初の横スクロールアクション、開発画面や体験版から漂う香ばしい臭いなど発売前からスレ住民の期待を一身に背負った本作であったが、 蓋を開けてみればスレ住民たちの予想の遥か斜め上をいく出来であった。 なんとエロCGが一枚も無いのである。 sealは余計なものを付けなければ、絵とエロはいいという評価だったのだが何と今回くのいちにはエロCGが存在しないという暴挙に出た。 かつての「アイ惨ショック」を彷彿させるこのゲームはまさにsealからKOTYeに対する挑戦状と言える 正確にいえば、エロシーンと呼べるものは存在はしてはいるものの、 アクションシーン中において敵忍者に犯されるだけというとても実用に耐えるようなアニメーションではなかった。 なおかつ、ラスボスに犯されるパターン以外はすべて体験版で見れるという太っ腹ぶりまで見せつける 唯一の利点さえ捨て去ったこのゲームに残ったものは、 「AdobeFlashPlayerそのまんま」 「ジャンプ中は完全無敵、そのうえクリアには敵を倒す必要もない」 「プレイヤーは右、敵は左しか攻撃できず振り向きの概念すらない」 という、ゲーム性のかけらも感じられないクソ要素だけであり、 もはやこれをゲームと呼ぶのさえおこがましいものとなっていったのであった。 どれだけクソゲーを輩出しようとCGやエロの良さから愛されていたsealは悪鬼とかしてスレ住民たちに襲いかかり、 新年早々、「クソゲーとは何か?」ということよりも「ゲームとは何か?」と考えさせられることになった。 衝撃を受けるスレ住民をよそにsealの猛攻は止まらない 別ブランドDevil-sealより「獣ノ躾~本能と理性の狭間で悶えるケモノ~」が送り出された このゲームは獣っ娘を調教し売春させ、お金を稼いで借金を返済するという経営シュミレーションゲームなのだが、 所持金900万で500万を返済したら所持金が0になりゲームオーバーという闇金もびっくりなバグがプレイヤーを迎える 返済額の2倍近い金額を無理やりとられるため、ギリギリでやりくりしてるとゲームオーバー なんとかクリアしようとしても、最終週では1000万近い所持金が必要であり必死で売春しまくっても決して届かないという事実上のクリア不可を突きつけられる このままではクリアできないとパッチを当てれば今度はプレイ自体が不可となるバグがプレイヤーに襲いかかる ほかにもクリアに何の意味を成さない調教、採集や、前作のセーブデータをあてるとシーンとCGがすべて解放されるなどクソっぷりをいかんなく発揮し続けた本作であったが、 1.02パッチの公開により凶悪なバグは修正されたうえ、もともとDL版はそのままでもクリアできたなどのクソ要素の洗い流しにより存在感を失っていった。 しかし新年早々から送り出されたsealによる2本の刺客はスレ住民に激しい不安を抱かさせた 「もしや今年はseal一色で終わってしまうのでないか…」 良くも悪くも2012年は前年度覇者の片翼、sealにいかに対抗するかにつきたといえるだろう 3月になり話題を集めたのは老舗戯画から送り出された「マテリアルブレイブ」である チームバルドの新作ということで注目を集めた今作であったが蓋を開けてみれば、 非常に短い伏線投げっぱなしの一本道シナリオに周回プレイの意味の薄さ ジュースを奢り続けるだけでヒロインが落ちるなどシナリオ面でのアプローチはなかなかだったものの、 アクションパートの出来はよく存在感を示すことはできなかった その他にもただただ不愉快なヒロインや選挙に勝ったら彼女になるはずだったのに選挙が起こらず気づいたら彼女が出来てるという「Friends」や あまりのシナリオのひどさに歴戦の住民たちをもって「お前が選評書けよ」となすりつけ合いが起こった「Princess-Style」などの 選評が届いたが、エロ無しというくのいちのインパクトには勝てずなりを潜めていった スレ全体が停滞ムードに入り、「もう今年はくのいちでいいんじゃね?」などという意見も出始めたころ、 「seal?それがどうした、俺がぶっとばしてやるよ!」と名乗りを上げる作品があらわれた。6月29日初夏の事である 黒鳥から発売された「NTR48~俺の家族が寝取られるまでの48日間~」は、 まずゲームをインストールしようとするとインストールではなく「ゲームを起動する」と表示されるが押しても反応せず、 アンインストールを押してみると前作「濁悪催眠」を削除しますと出る インストーラーすら前作そのままの流用という手抜きのジャブが繰り出されるがこのゲームにおけるクソさは手抜きの部分ではなく、 ライターの理解力のなさがすべてであろう。 タイトルにある某アイドルグループを彷彿させる48の要素と言えば制服くらいしかなく48日かけてねっとり寝取られていくかと思いきや、 唐突に凌辱されて終わりというライターが寝取られのねの字もわかっていない有様である。 寝取られと言えば自分の彼女や家族が、徐々に徐々に精神を削り取られ主人公から心が離れていく様子を焦燥感に満ちながら眺めるしかできないもどかしさこそが醍醐味であろう。 しかしほとんどのヒロインがぽっと出のキャラに唐突に犯されてそれが延々続くだけで終わりであり、焦燥感もなければもどかしさも無い。 細かい心の機微などまるでなく、パッケージにある「家族全員寝取られ」も全てのルートをクリアしたあとのハーレムルートのみであり、 それも温泉にみんなで行ったらやはりぽっと出のキャラに犯されて終わりという 寝取られという意味を欠片も理解していない内容であった。 同じく6月29日に世に出たあかべぇそふとすりぃによる「JOKER-死線の果ての道化師-」もまた大きな話題をさらっていった 発売前から姉妹ブランドを統合しての第1作目、社長の意気込みの強さなど多くの期待が寄せられていた本作だったが、 体験版の公開により購入予定者に大きな衝撃を与えることとなった 「ざざーんざざーんごごうごうばばば」「ごごろびごーーん、なんてときとぎ落雷」「どーどーどどどどど。ばらばらばらば」 など斬新すぎる文章に購入予定者に大きな不安を与え批判を集め、発売前から早くも多くのユーザーをたたき落とす。 その中でも「主人公の異常な精神状態を表しているのであって意図した演出なのだろう」 といった数少ない好意的な意見もあったものの続けて出された体験版2弾や製品版では該当部分がことごとく修正され、数少ない好意的意見者すらもたたき落していった 発売前から多くの不安と絶望とある種の期待を見せつけた今作。いざ製品版をプレイすると、やっぱりというかなるべくしたなった出来であった。 「極限状況AVG」というジャンル表記がなされた今作はいわゆるデスゲームものであり、 デスゲームと言えば、厳格なルールとその隙間を縫った絶妙な心理戦が醍醐味である。 存在すべき厳格なルールは、塀の外に出てはいけないといわれているにもかかわらず初っ端からでる主人公たち 消灯時間後に部屋から出てはいけないはずなのに特に理由もなく外出する主人公など「あれ?ルールどこいった?」とプレイヤーに疑問符を抱かせる かと思えば、教室から出てはいけないといわれて出たモブキャラはあっけなく殺され、笑顔で過ごせと言われ痴話喧嘩をしたら殺されるモブキャラ ルールを守っていても「気に入らない」だけで殺されるモブキャラなど、 「モブキャラに神はいない!」とでもいうべきえこひいきが公然と行われ、デスゲームものの前提である厳格なルールが存在しない 知能戦にわずかな期待をよせてみても、使われない伏線は山ほどあるにもかかわらず肝心の知能戦で消化される伏線は少なく、 その内容もあまりにチープでもはやデスゲームものの醍醐味など何も残らない有様であった。 「寝取られ」「デスゲーム」どちらも高度な文章力や構成力が必要とされる題材であり「身の丈に合わないシナリオに挑戦した」この2作は、 「身の丈に合わないプログラムに挑戦する」sealに真っ向から挑戦状をたたきつける格好となる 「sealだけにやらせてたまるかよ」とでもいうべく、向かうその様子は停滞しかけていたスレに夏の陽気とともに活気を取り戻させたのであった。 しかしこれを受けてsealが動く。 7月に出された「魔物っ娘ふぁんたじ~」である。 前年の学園迷宮の流れをくむRPGである。 異常なエンカウント率と鬼畜な敵の数々はバランス調整を端からあきらめたとしか思えず、 初めからもってるチート武器を使わなければほぼ確実にフリーズするなどRPG部分が完全にエロを邪魔する要素でしかないなど前年王者の風格を見せつける。 またsealのRPGらしいバグも満載であり、特定の場所で逃げると移動不可の場所に飛ばされ詰み これを修正したと思えば進行不可 ようやく宝箱が開けられるようになったと思えば、敵ボスのイベントフラグが消滅など前作から何も学んでいないどころか学ぶ気も無いsealには、 「まともなゲームを作る気がないんじゃないか?」としか思えず、「もうsealは除外でいいよ」という意見まで出る始末である。 8月31日に世に出された2本もまたスレをにぎわした 1つ目はスワンアイよりだされた「SEX戦争~愛あるエッチは禁止ですっ!~」だ タイトルからわかる通りバカゲーを目指した本作であるが、いかにバカゲーであったとしても SEXで序列が決まる世界なのにトップランカーが全員「処女」 破瓜シーンで「使い古しのマンコなのに気持ちいい!」 主人公と一度もSEXしていないのにいつのまにか子供を孕んでいる などという不条理さはとても許されたものではなく、さらにこじつけの状況説明すらないままユーザーはおいていかれる。 また、場面がポンポンと移り変わりろくな説明もないまま話が進んでいき肝心のエロも10~20クリック程度 クリアまでなんと1時間フルコンプでも3~4時間という圧縮ぶりを見せつけなおかつこれをフルプライスで発売するのだから恐れ入る 極めつけには、予約特典ディスクをインストールすると本編に上書きされて本編がプレイ不可という爆弾まで搭載 内容は極めて極薄なのにユーザーに与える苦痛は並大抵のものではないというある種とても濃密なクソゲーと言える 2つ目は時をかけてきた化石、製作から10年もの時を経て世に出たExceptionの「白神子~しろみこ~」である。 CGやシステムは製作が開始された10年前よりさらに古くさい。 かと思えば「常に体から便臭を漂わせるヒロイン」など斬新すぎる設定など当初から突っ込みどころ満載である。 肝心の内容も全体的に古くさく、ただでさえ苦痛なのにさらにプレイヤーを苦しめるのはその異常なシナリオの長さである。 ボイス無しにもかかわらず、総プレイ時間は40時間以上、でにけりを彷彿させる100以上の選択肢に全34個のEDと昨今のクソゲーには珍しい作りこみようである。 単調なシナリオにこのプレイ時間は数少ないプレイヤーを苦しめ、分かりやすいクソ要素がないかわりにプレイヤーを真綿で首を絞めていった。 10年もかけて真面目に作ったであろう本作の姿勢は、未完成、バグ放置で発売する他メーカーにはぜひとも見習ってほしいものであるが、 結果できあがったものがクソならばそのまま埋まっていれば幸せだったろうにと思わずにはいられない。 極薄と極長。どちらもユーザーに絶え間ない苦痛を与えるという夏を締めくくるにふさわしい対極する2本であった 極薄といえばEMUの「パジャマさんこんにちわ」も忘れてはならない フルボイスにもかかわらず容量201MB、驚くべきことに体験版と同じ容量である。 さらには初回特典のディスクが642MBと、本編のくせにおまけの1/3しかない。 心の闇を抱えた少女たちを救うというありがちなストーリーであるが、ヒロインたちの心の闇発覚からハッピーエンドまでが10分程度しかなく、 なおかつ何もかも説明不足で感情移入もできないうちに唐突に話が終わる。 もっとひどいのは全てのルートをクリアした後の真ルートでヒロインたちはみんな主人公の妄想でぜんぶ夢の中のお話でしたというオチだろう パケ裏にかかれた「嘘だろ?騙された…!」というのはプレイヤーの心理を的確に表している そして懲りずにsealから今年4本目のエントリーとなる「欲情トマランナーズ~エルメロスは絶頂した~」が世に出た くのいちと同じく横スクロールアクションである今作であるが、やはりのsealというべきか前作から何も学んでいない 右から左へと動き続けるキャラを攻撃とジャンプを駆使しながら穴を飛び越し、敵を排除してゴールを目指すという単純なものなのだが、 その単純なことさえできないのがsealである。 操作性が劣悪なうえ、攻撃中はジャンプできずまたキーを押しても攻撃が出ないことが多発する。 穴の判定もめちゃくちゃで、敵の配置も何も考えずにただただユーザーにストレスをあたえるだけのものとなっている。 いままでのsealと違い目立ったバグはないものの、こんな単純なゲームすら作れないsealの技術力には落胆するよりもむしろ心配してしまうのは末期だろうか? そしてやってきた年の瀬 年末には魔物が住む…KOTYではよく言われる言葉だが今年も例外ではなかった まず出てきたのはFLATZによる「CROSS QUARTZ」である このゲームはいわゆる探索型アクションゲームでありこれだけならよっぽどのバクさえなければクソになる要素などないのだが、 この作品の問題はその鬼畜なまでの難易度である。 ただでさえ単純な梯子の上り下りすら苦労する操作性に加え、いたるところに仕掛けられた即死する針の山。 また一部床では特定の敵の攻撃や罠からダメージをくらうと床をすり抜けてしまう、そして当然その下には針の山 画面外に降りる必要があるところであっても足場は1マス、他は当然のように針の山…など本気でプレイヤーを殺しにかかってきている。 ライフ性でありスペランカー先生よりは一応耐久性能はあるものの、無敵時間が短く連続して攻撃をくらうことも多く魔法使用不能時間が無敵時間より短いためはめ殺されるのはざらである。 エリアを制覇していけば、攻略が楽になるアイテムや魔法が手に入るものの入手する順番などのアドバイスなどはゲーム中なにもなく、 エリア数の多さも相まって迷子となるユーザーが続出。どこから手をつけていいかすらわからなく、常に死と隣り合わせという状況は探索という本質を突きつめてると言えるかもしれない。 さらに鬼畜さに拍車をかけているのがセーブポイントの少なさだ。 500エリアほどあるにもかかわらずセープポイントは30程度。 エリアボスを倒してもセーブ地点までかなりのエリアを越えなければいけないこともざらで、苦労して倒したと思った帰り道で死んだらもう一度 やり直しという心折仕様。さらに苦労してゲーム部分をプレイしてもエロは単純なループアニメーションとたまにでる1枚絵のみ そして回想できるのはループアニメーションのみであってCG鑑賞モードは実装されていない。 苦労した先にご褒美があるなら頑張れるが、それすらしょぼく全編にかけてプレイヤーを全力で殺しにくるのはこれまでの数々のクソゲーとは一線を画しており、 「こうすればいける!」「まだまだやれる!」と数多くの挑戦者が絶えなかった今作はクソゲーでありながらも愛される珍しいクソゲーと言えるだろう 今年も終わろうかという12月28日、一本の選評が届いた REALの「いたずらっ娘~うちの娘にかぎって~」 7月27日に発売されたこのゲームが5カ月の沈黙を破ってスレに現われたのは、 パッチを当てるたびにバグが倍々に増えていくという恐怖のデスマーチによるものである。 昨年の修羅恋や恋愛+Hなどと同じ3Dエロゲである今作であるが当初からCore2Duo3.25GHz相当のCPUでも キャラクターを3人以上登場させると10fps以下になるといった驚異の重さや、あまりに適当なシナリオなどで不満こそでていたががっかりゲーとしての域は出ていなかった しかしその後何度もパッチが出ているにも関わらず、次々と新しいバグが倍々に増えていき当初は5つほどであったバグが最終的には40近くまで膨れ上がり、 致命的な進行不可なバグを未解決なまま最終パッチが配布される。 特定衣装を着せて2回脱がせると強制終了、中田氏2回すると強制終了 あらぶる尻、床まで垂れる胸や複雑骨折する腕。 メデューサのようにあらぶる髪に、まるで死体のように力なくあらぬ方向に折れ曲がる首etc…etc… 誰得なDLCを出しつつ肝心のバグはほとんど放置、それどころかむしろ増えていくさまはまさにデスマーチでありユーザーは延々有料デバックを 強いられた挙句最後は投げ出したままパッチ終了とユーザーは最後まで報われないまま終わる 貴重なロリ3Dゲーであったからこそ期待して、有料デバックをし続けてきたユーザーたちには心からお疲れさまと言いたい。 sealにより終わり、sealによってはじまった2012年。 新進気鋭の去年こそ「愛すべきクソゲー」を輩出していたsealだがはたしてゲームと呼んでいいものか?といった未完成以下の作品の乱発により、 スレ住民からも「どうしようもない子」とされ、「もう本当にseal(封印)されてしまえ」などと愛想を尽かされてしまった。 そして、1年が終わってみればさまざまなクソゲーが乱舞する結果となり「不作に終わるのでは?」「seal一強じゃね?」といった懸念を吹き飛ばす年だったといえよう。 さて、それでは今年の大賞と次点を発表させてもらう 次点は「華麗に悩殺♪くのいちがイク!」 そして大賞は 「CROSS QUARTZ」 とする。 選考理由を説明しようと思う。 まず「華麗に悩殺♪くのいちがイク!」であるが、エロ無しのインパクトはあまりに大きく、ゲーム性も壊滅的。 同人ゲームのパクリでありながら全てにおいて同人ゲーム以下という出来は良くも悪くも今年のKOTYeの話題の中心であった作品であった。 その中で「CROSS QUARTZ」を大賞に選考した理由についてだが、まず「決して手抜きで作ったゲームではない」からである。 昨年、今年と存在感を見せつけたsealのエントリー作品の数々のように「手を抜いた結果クソになった」わけではなく、 「頑張って作ったが結果的にクソ」という昨今あふれる手抜き作品と一線を画す作品だからである。 そもそも「ゲーム」とはなんだろうか?クソゲーとはなにか?を問いかけられた去年よりさらに根幹的な問題が年始のくのいちから突き付けられた Flashプレイヤーまんまのゲーム画面、ゲーム性も皆無、エロCGすらも無い…そんなものがエロゲーとして、ゲームとして呼べるだろうか? しかし「CROSS QUARTZ」はしっかりとゲームであると胸を張って言える作品である。 内容はクソだとしてもそれは決して手抜きだからではなく頑張った結果そうなってしまった愛すべき作品なのではないだろうか? 多くのプレイヤーに投げ出され、しかしどこか憎めない存在である「CROSS QUARTZ」こそ、クソゲーオブザイヤーにふさわしいのではないだろうか。 クソなエロゲーからエロとゲームをとったなら残るのはただのクソである。クソ『ゲー』オブザイヤーである以上、最低限ゲームであるべきだ。 それが強烈な存在感と印象を植え付けたくのいちをあえて次点にした理由である。 終わってみれば2012年は良くも悪くもsealに翻弄された年であった。 しかしその中であっても我こそは!と声を上げるゲームは続々と出てきており、seal一強という懸念は杞憂に終わった。 2013年新たな年もきっと数多なクソゲーが人々の絶望と怨嗟の声を響かせ続けるであろう。 「究極のクソゲーとはなんなのか?」その問いは今でも答えが出ていない。 いつかきっとその答えを見せてくれるクソゲーが出てくることを信じ、また多くのクソゲーハンターが生まれることを願って 「CROSS QUARTZ」の物語を借りて2012年KOTYeを締めくくろうとおもう 「ひょんなことからクソゲーハンターになって、エロゲ界を攻略しなきゃいけなくなったの。以上」
https://w.atwiki.jp/zeneitekinakusogerpg/pages/26.html
帰ってきたたぬきさんがいっこう殴ってもたおせない まさしを仲間にする方法 - 名無しさん (2022-03-15 15 32 36) 移動商人のコテージの中におるよ - 名無しさん(2022-03-19 13 47) アボカドってどこで入手できますか? - カズ (2020-11-26 00 39 07) 勝手ながら、前衛的なクソゲーRPG3攻略wikiの雛型を作成いたしました。編集者募集中です。 - 名無しさん (2020-11-04 14 12 04) 砂漠の街から進めません。どーすりゃ仲間手に入ります?-おもち(2020-10-10 07 49 38)オアシスの右上に仲間キャラがいます - 名無しさん (2020-10-13 13 13 18) 携帯版ではでてこないやつですか? - ななし (2020-09-12 06 13 50) 追加洞窟はアツマール版限定要素です - 名無しさん (2020-10-06 08 16 04) キンボールさんどこに… - ななし (2020-09-12 00 03 31) たぬきさんの洞窟抜けて船で探しても地図をみてもわかりませんでした。何か条件とかありますか? - ななし (2020-09-12 00 02 17) 追加洞窟探してみましたがみつかりません。 - ななし (2020-09-12 00 00 37) 追加の洞窟の行き方がわかりません。誰か教えてください。 - ななし (2020-09-04 14 14 39) 血に飢えたたぬきさんがいた洞窟を抜けた後、マップ左側に見える小島が追加ダンジョンです。2周目以降、船を入手したら行けるようになります - 名無しさん (2020-09-06 15 59 47) 前衛的な証 - 名無しさん (2020-08-12 12 18 18) 恐怖のタル - 名無しさん (2020-07-13 04 04 53) ダークネス上司 - 名無しさん (2020-07-12 23 23 26) スマホ版です。ぬか漬けパリピマンが倒せません。どうすれば良いですか? - 名無しさん (2020-07-05 12 00 14) 作者がYouTubeに上げてる攻略動画を観ましょう。あれを自力で倒せる人はまずいないと思います。 - 名無しさん (2020-07-05 17 58 23) おにぎりから逃げるゲームをクリアした時に、主人公の名前をたかしにすると何か起きると言われたのですが、試しに変えてみても何が変わったのか分かりません。知っている方がいらしたら教えて下さい! - 名無しさん (2020-05-23 05 00 41) おにぎりから逃げるゲームをクリアした時に、主人公の名前をたかしにすると何か起きると言われたのですが、試しに変えてみても何が変わったのか分かりません。知っている方がいらしたら教えて下さい!ナンデモシマスカラ - 名無しさん (2020-05-23 04 59 48) 間違って2連投してしまった…ごめんなさい - 名無しさん (2020-05-23 05 02 02) スマホ版で 1週目です 魔王城で魔王倒したのですが、やり残した事があると船が現れません ピラミッドやパリピcityの地下? も行き方がわからず、今八方塞がりです - みみ (2020-04-22 16 04 09) 船は2周目以降で塔を攻略しないと出てきません。それとピラミッドは塔を攻略すれば入れるようになり、CITYの地下はカジノとかがあるあたりの階段の横から入れるところです - 名無しさん (2020-04-24 14 00 47) スマホ版はチート前提&4週目以降だとぬかピ戦がヌルゲー化する - 名無し (2020-01-30 10 48 48) 1周目でも魔王城1F左で執拗にワープし続ければ金のすず入手可能っぽい。それはそうとデータにある「ふつうのうでわ」だけ見つからん…(まあ見つけたところで何になるという話ではある) - 名無しさん (2019-11-10 16 23 26) あった…城の外壁部分行けたんか… - 名無しさん (2019-11-23 18 25 47) 魔王と戦う前の最後の回復スポットの左を、調べると奇跡の伝道師、山田とエンカウントする事をお教えします。 - 月詠 (2019-10-31 01 36 49) 二週目なんですが船がどこか分かりません? - 名無しさん (2019-10-26 06 44 23) パリピcityのクエストの塔を攻略した後に塔があった場所から、左に進んで浜辺の左下の方にあるので船を調べます、するとワールドマップに船が登場するので乗れます。 - 月詠 (2019-10-31 01 34 28) 図鑑の『黒歴史を思い出して発狂した人』っていうモンスターの下にあるモンスターってどこで出ますか?パリピCITY付近をずっと探索してますが出てきません… - 名無しさん (2019-08-25 16 14 40) 魔王城周辺の毒沼の敵を倒してみましょう。 - 名無しさん (2019-10-06 02 03 00) 前世的な証と最後の書の謎がわかりません… - 名無しさん (2019-06-01 13 23 59) 前衛的な証は船で、古屋と洞窟がある島の洞窟を進んでいったら、ぬか漬けパリピマンを倒したらもらえます。でも、あまり期待しすぎないといいでしょう笑 - 名無しさん (2019-08-25 16 18 08) 前衛的な防具の場所がわからない‥ - 名無しさん (2019-05-19 17 41 59) 二週目以降のパリピ城の最初は開かない扉のところかな? - 名無しさん (2019-06-01 13 23 32) 恐怖のタル倒そうとしても最後に暗殺されるんだけど - 名無しさん (2019-04-02 15 37 42) しゅごいこうせんってどうやったら覚えられますか? -- 名無しさん (2019-03-17 20 51 24)しゅごい光線は2週目以降オアシスの老人に勝つともらえますよ~ - 名無しさん (2019-03-18 23 48 18) ボビンってどこで手に入りますか? - あああ (2019-03-16 13 47 24) 厨二倒した後もう1度塔3Fに行くとあった…はず… - 名無しさん (2019-03-19 00 19 01) ダークネス上司のHPはいくつですか?毎ターン1.5万~2万ダメージ与えているのに、1時間掛けても倒せません。バグでしょうか…… - 助けてください (2019-02-28 08 31 22) ダークネス上司は30000なので多分バグです。ぬかピ氏に報告でしゅね。 - 名無しさん (2019-03-18 23 55 50) 船は…船はどこじゃ… (2019-02-07 00 27 30) -- 名無しさん (2019-02-17 14 50 05) 2週目からよ〜♡ -- 名無しさん (2019-02-25 04 10 14)
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/2673.html
【ゲーム】逆転裁判(GBA) 【作者名】メタボ 【完成度】完結(2009/5/6~2009/5/17) 【動画数】41 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/12396757 【備考】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kusogekusoge/
クソゲーオブザイヤーという名の国のホームページ クソゲーを語りあいつつ楽園を楽しむそんな国民の集った かなり危険思想の高いメンバーの国のホームページ。 内容 アンケート 伝説のクソゲー批評 etc 追加予定中
https://w.atwiki.jp/reviewer/pages/13.html
4 :ゲーム好き名無しさん :2006/04/29(土) 21 38 58 ID ??? http //osaka.cool.ne.jp/gonsan/kusotoukou.html 馬鹿サイト 出典 へちょいエッジゲーマーズナイト 管理者:GON氏 紹介ページ ウィザップ!暗黒の王 書式 HTMLバージョン - 不明(HTML 4.01?) 背景色 - 黒 文字色 - 白 文字寄せ - 左(標準) 最大フォントサイズ - 「font size="6"」 画像 - 一部あり レビュー数 総レビュー - 23 投稿レビュー - 1 序文(引用) この世には「クソゲー」と呼ばれる物が存在する。一般的には全然面白くないのにどこか笑える奴等の事だ。ここでは奴等の生態を暴いていこうと思う。 俺的「クソゲー」の定義:全然面白くないのは「ダメゲー」。笑えて面白いのは「バカゲー」。笑えるけど、面白さが一般的でない(敷居が高すぎる、笑いのセンスが異常、等)が「クソゲー」。関西では「アホ」は一種の誉め言葉である。それと同じですわ。 その他コンテンツ 猛者通信(ゲーメスト→アルカディアで連載しているコラム)系記事 ゲーム攻略 スレ上の反応 概ね悪し。 更新状況 「日記」を見る限りで更新は2001年時点で止まっています。 新サイトに移行している模様です。 フォロー 件のレビューは投稿作です。載せた人は悪くない、かもしれない。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9347.html
鳥類弁護士の事件簿 【ちょうるいべんごしのじけんぼ】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 Nintendo Switch 発売元 Leoful 開発 Sketchy Logic Games、Vertical Reach(共同開発) 移植 Vertical Reach 発売日 2022年12月15日 定価 【DL版】3,278円【パッケージ版】3,850円(税込) プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12才以上対象) 言語 日本語、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字) 判定 なし 備考 Steamにて1,480円で2015年12月22日に発売された「Aviary Attorney」が原作 ポイント 逆転裁判のリスペクト要素とオリジナリティの両方が光る作品 概要 ゲーム内容 チョウ査パート 法廷パート その他 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 2015年にSteamで発売された「Aviary Attorney」を日本語に対応してSwitchに移植した作品。 ハヤブサの弁護士ジェイジェイ・ファルコンとスズメの助手スパロウソンが19世紀、革命の気運が高まるフランスを舞台に弁論を繰り広げる。 なお、本作の解説においては法廷バトルで有名な『逆転裁判』シリーズとの比較を避けては通れない。 逆転裁判とどのように違うのかが気になる人も少なくないと思われるため、逆転裁判と比較する箇所が多くなることをご容赦願いたい。 逆転裁判とは「あちらと比べて良いか悪いか」の比較を極力避け、あくまでシステムの違いなど客観的な事実のみを述べる。 ゲーム内容 逆転裁判と同じく「チョウ査パートで証拠を集め」、「法廷パートで矛盾を暴く」ことがゲームの目的。 しかし特にチョウ査パートにおいて逆転裁判とは大きく異なる点が多い。 チョウ査パート 開廷までの数日間を使って、弁護に必要な証拠・証言を集めるパート。 逆転裁判では必要な証拠・証言が全て揃うまでは法廷パートには進まない仕様だが、 本作では日数・曜日と資金の概念があり、考えなしにチョウ査を行うと証拠不十分のまま法廷に立たされることがある。 日数は基本的に1か所のチョウ査で1日経過する。訪れる必要のない場所を訪れても日数の経過は無いが、チョウ査しても十分な証拠が得られないまま1日が過ぎてしまう場所も存在するため、よく考えて行動する必要がある。 資金は様々な形で増減する。情報収集を探偵に依頼したり、証拠品を買ったり、わいろを渡したり、盗まれたり、賭博に使ったりなど用途は様々。 逆転裁判とは異なり、証拠品や動物を任意で「つきつける」ことはできず、基本的には会話に差し込まれる選択肢を選ぶことで進行する。しかし、会話の流れで証拠品や動物を選んで提示するよう求められる場面は存在する。 マップを「調べる」ことも任意ではできず、限られた場面でのみ行うことになる。 法廷パート 集めた証拠・証言をもとに、被告人…ならぬ「被告獣」を弁護する。 逆転裁判では多くの場合、証言と矛盾する証拠品をつきつけることでゲームを進めることになるが、本作では証人、もとい証獣の証言全体に対して4か所ほど下線が引かれたワードがあり、その中から気になるものを選択することで尋問を行う。その質問が無意味なものであれば陪審員の心証が悪化してしまうが、不確定要素が潜む核心をついた質問であれば、裁判が進行する。 時には更に矛盾を証明する証拠品の提示が求められることもある。 あらゆる矛盾を指摘し、真実を暴き、決定的な証拠を突きつけることで真犯獣が発狂して罪を自白する… のではなく、判決は基本的に陪審員による審議と判事による判決で決定する。 チョウ査パートでも説明したように、チョウ査が不十分だと証拠不十分のまま弁護することになる。そのため、裁判開始時点の情報量ではどうやっても有罪を回避できなかったり、「少なくとも被告の無罪は証明されたが真犯獣は不明」という結末も起こりうる。 その他 ゲームのプレイ状況に応じて獲得できるメダル(いわゆるやり込み要素)、作中で使用された楽曲やイラストギャラリーをメニューから閲覧できる。 未取得のメダルは、獲得のヒントが表示される。 作中の酒場ではジャック・ノワールというミニゲームを遊ぶことができる。 カードを引いていって22を超えないように気をつけながら21に近づけていく、いわゆるブラックジャックと同じルールだが、 使用するカードがトランプではない(絵札がない)ため「10」が出る可能性がブラックジャックより低くなっている。 作中で遊ぶ場合は掛け金5フランが必要だが、メニューから無制限に遊ぶこともできる。 評価点 「法廷と真実」ではなく「弁護と正義」に重点を置いたシナリオ これは一見似たことのように見えるが異なり、本作では様々な形でファルコンなりの「弁護と正義」が見られる。 例えば、ある場面ではテロリストに銃殺刑に処されようとしている友を即興で弁護することになる。予断を許さない状況のためその時点で持っている物だけで弁護しなければならず、証獣はおろか陪審員や判事までもが気の立ったテロリストで占められているため、難易度は高い。 ある場面ではファルコンが「負けることを前提とした裁判」に出廷する。それは単に勝ち目が薄いとか、被告が真犯獣だからという理由だけではなく、被告を正しい手続きで起訴し、真っ当な弁護をしたうえで敗訴する必要がある理由が存在している。真実を暴き、真犯人を告発して被告の完全無罪を勝ち取るだけが弁護ではないと思わせられるシナリオの行く末はプレイヤーの目で見届けて欲しい。 特に第一幕は、逆転裁判をプレーしたことのあるユーザーほど(逆転裁判に似た展開で進行するので尚更)その結末に驚くだろう。 「ゲーム内容」の項目で述べた通り、本作では明確な矛盾点を証拠によって論破するのではなく、下線が引かれたいくつかのワードから不確定要素を指摘する形式となっている。そのため、逆転裁判のように「証言に矛盾があるという前提で尋問する」とか「手持ちの証拠品から矛盾点を逆算して考える」といったゲーム的な攻略ではなく、「この発言が気になる」とか「こう断言しているが別の可能性があるのではないか」といったように、よりファルコンの立場に感情移入するように思考を巡らせる楽しさがある。 逆転裁判のリスペクト要素 主人公と助手は鳥類になっているものの、2人の軽妙なトークは逆転裁判に劣らず愉快。 逆転裁判恒例の「ハシゴとキャタツ」や「異議あり」が飛び出す場面もある。 逆転裁判の後追いに終わらないオリジナリティ トリわけ目を引くのは登場人物が全て動物という点。これらは本作の舞台となる19世紀フランスにおいて、実際に風刺画家として活躍していたJ・J・グランヴィル氏のイラストが元となっている。ゲーム全体がセピアカラーで統一されていることもあり、本作独特の雰囲気を醸し出している。 意味もなく動物をモチーフにしているわけではなく、肉食獣をモチーフにしたキャラクターは獰猛な性格の者が多かったり凶器のナイフにも劣らぬ鋭さの爪を持っているなど、動物であることがシナリオにも関係している。 随所にみられる鳥類ダジャレも本作の持ち味。トリとめのない会話にそっと差し込まれるものから「時刻→時コッコ((*1))」や「アドリブ→アトリブ」などというちょっと強引なものまで様々。 ちなみにこの「時コッコ」だが、なんと尋問で突っ込むことができる。 そして検事からマジレスで返される シナリオ分岐が存在する 裁判の進め方次第で判決が異なる可能性があるというのは前述の通りだが、第三幕の裁判の結果によって、第四幕は展開そのものが根底から大きく変化する。 シナリオ分岐のヒントがクリア後に表示されるので、攻略情報に頼らずともある程度は自力で探しやすい。 ちなみに本作はゲームオーバーが存在しない。弁護に失敗し、被告が処刑されようとも話が進む。その後のシナリオに登場する一部の動物の生死も裁判の結果によって異なるが、その点も関係者の証言が変化したり必要な証拠が集まらなくなるなどしっかり作り込まれている。裁判にやり直しなど存在しないこと、弁護に失敗したからにはその責任を負って生きなければならないということを考えさせられる作りである。 良質な翻訳 話し言葉は和訳が難しいものの1つだが、翻訳ミスはもちろん、違和感を覚える翻訳もない。口調や文体が安定しているのはもちろん、各キャラクターの性格に合った話し方や口癖による個性付けまでしっかりできている。 賛否両論点 チョウ査パートにおけるゲーム性。 本作では日数・曜日と資金の概念があるため、漫然と虱潰しにチョウ査せず計画的に行うことが求められる。開廷まで日数が限られているという緊張感をプレーヤーも味わうことができるが、好きな場所を好きなだけ調べるという自由度は失われている。 逆に、逆転裁判の調査ではどこで何をしたら話が進むのか見当がつかず行き詰り状態に陥ることがしばしばあるが、本作では正解にせよ不正解にせよ必ずシナリオが進むため、チョウ査パートで行き詰まる問題を回避することにも繋がっているので一概に問題とは言えない。 逆転裁判との作風の違い。 これはすでに評価点で述べた項目ではあるが、本作の裁判は逆転裁判のような真犯獣を暴く痛快な勧善チョウ悪だけではなく、19世紀の革命運動の気運が高まる不穏な情勢もあって「弁護」というものの難しさと奥深さを考えさせられるシナリオとなっている。一方で、逆転裁判をプレーしたことのあるユーザーほど「後味の悪いシナリオが多い」「痛快さに欠ける」という印象は持ちやすいと思われる。逆転裁判をプレーしていなくともそういった感想を持つ可能性はあるが、色眼鏡なしに本作単体で見ればあくまで「そういう作風」というだけに過ぎず、合うか合わないかの問題に留まる。 問題点 絵的な問題 物故者によるイラストを用いているのは前述の通りだが、その影響でイラスト素材に限りがあり、キャラクターのアニメーションが非常に少ない。口パクやまばたきといった最低限の動きを除けば、あとは「首を振る」「銃を構える」などのごく簡単な動作しかしない。 リアルな動物の顔がモチーフのため表情すら変わらず、感情は汗や集中線といったエフェクトで表現するに留まっている。 特に、乗馬鞭を持つライバル検事セヴラン・ココリコが鞭を振るうアクションが1つもないのは少々寂しい。乗馬鞭の出番は無く、ただのお飾りと化している。 尤も、鳥類(特に猛禽類)特有の「何を考えているのか分からない独特な顔つき」は第四幕の壮絶な展開にマッチしているため、キャラクターが無表情であるということの利点が全くないわけではない(ありていに言えば、キャラクターが予想外な行動をとった時、そのキャラクターがどういう感情を抱いて行動したのかを表情から想像することができないため、よりミステリアスな演出になる)。とはいえ作品全体を通して見れば、やはりビジュアル面での動きの無さの方が目に付いてしまう。 キャラクターのアクションが控え目な一方で、カメラが非常によく動く。と言うのも、会話するたびに発言者の方へカメラがスクロールする場面が多いのである。文字を読むのが速いプレーヤーの場合、初めてデジカメを買ったパパが撮影したホームビデオのごとく視点があっちこっちせわしなく飛び回ることになる。 場面によっては登場動物全員が収まるような引きの視点でカメラが固定されるのだが、ネズミのような小さいキャラクターがいたり法廷のような弁護士と検察が離れて立っている場面ではそれも難しいのかもしれない。しかし、例えば画面を2分割して弁護士と検察の顔を同時に表示するとか、足元のネズミは顔を描いたフキダシを下の方に表示するとか、視点の切り替えをスクロールではなく瞬時に行う(*2)など解決策はあったものと思われる。 登場キャラクターが全て動物という設定に対して世界観や設定の説明に乏しい。 本作に人間は居ない…はずなのだが、一部のムービーシーンなどの背景をつぶさに観察すると、どうみても動物ではない人間がいる。 登場キャラクターは全て鳥は鳥、猫は猫と動物の名前で呼び合い、人という呼び方は一切使われない。その割に犬の猟師が猪狩りをする会話をしていたりするので、この猪が四足歩行する(我々が一般的に思い浮かべる)動物としての猪なのか、あるいはこの猟師が狩っていた猪も二足歩行をしていたのか、二足歩行をしていたのだとしたらお互いに会話しているかれら動物同士にも弱肉強食の掟があって食う食われるの関係にあるのかなど、世界観の解説は不足していると言わざるを得ない。 チョウ査パートの内容とボリュームの問題 本作のシナリオは全四幕、加えて第四幕が複数に分岐するため、シナリオの数自体はそれなりに多い。しかし一幕一幕が短く感じるため、幕数の割にはボリュームに少し物足りなさを覚えやすい。 一幕一幕が短く感じるのは、チョウ査パートで取れる行動が少ないことが原因だろう。基本的にチョウ査パートで行くべき場所は絞られており、行けば会話が自動的に行われるため、「どこへ行き何を調べればいいのだろう」と迷うことはない。ただしその順番や優先順位は考える必要があるが、仮に調べる場所が間違っていたとしても、それはそれとして日数は経過してしまう。既にチョウ査済み、あるいはまったく無関係な場所へ赴くこともできるが、大抵は「今はこんなところに寄っている暇はない」といった淡泊な会話でマップに戻されてしまうので、寄り道を楽しむこともできない。結果として、チョウ査パートでは行先を数回(多くても10回以内)選べば終了するため、短く感じやすい。 チョウ査パートのボリュームもそうだが、法廷パートも弁護側が提示した証拠について検察が異議を唱えることもなくあっさり認めがちで(*3)、真犯獣が「動機は?アリバイは?方法は?証拠は?」などとしつこく食い下がってくることもなく、割合恙なく進行し、結審する。 尤も、本作はミドルプライス~ロープライス寄りのゲームである。価格を踏まえると決して不相応なボリュームではなく、どちらかというと「もう少し高くてもいいから、もっと遊びたかった」という感想が近いかもしれない。 加えて言うなら、Switch版の記事で書くのは野暮かもしれないが、本作はSteamでは半額以下の1480円で売られた作品である。ローカライズや移植で価格が上がったものと思われるが、もともと1480円のゲームだったと考えると逆にかなりのボリュームである。 チョウ査パートにおいては無関係な寄り道を除いて、どこでどんな些細なチョウ査をしても丸1日が潰れてしまうので違和感がある。けっこうな頻度でその場のチョウ査を終えると「うむ、次に向かおう。」と言った直後に「次の日――」と表示されるのでなおさら違和感が強い。 「裁判まで残り3日だが、1日3箇所までチョウ査できる」というような形にするか、あるいはゲームとしては難解になってしまう恐れはあるが「A地点のチョウ査は3時間、B地点のチョウ査は5時間経過し、残り活動時間は3日と7時間」というような形で時間配分をやりくりするゲームであれば酒場で酔っ払いの話を聞いたり市場で買い物するだけで丸一日経過するというような違和感は少なくとも無くなったと思われる。 総評 主人公、いや主鳥公の頭部が鳥頭になっているというのは「鳥類弁護士の事件簿」のタイトルのトーリ本作がトリわけ目を引く特チョウの1つだが、 そういった見た目のインパクトだけではなく、行先や順序をしっかり考えて情報収集を行う必要があるチョウ査パートや、 真犯獣をズバッと指摘してハッピーエンド…だけでは終わらない弁護というものの奥深さを考えさせられるシナリオなど、 逆転裁判のリスペクト要素を多分に含みつつ逆転裁判では味わえない本作独自の面白さも持ち合わせた作品である。 やはり惜しいのは、ボリュームが些か物足りなく感じやすい点だろう。 逆に言えば、それだけ「この2人のやりトリをもっと見たい」と思わせられる魅力があるということでもある。 価格とボリュームのバランスの観点から判定を「なし」に据えたが良作寄りの作品ではあるため、PVに魅力を感じたらプレーしてみる価値はあるだろう。 余談 まったくの余談であるが、逆転裁判の主人公・成歩堂龍一の海外版での名前は「Phoenix Wright」…フェニックス、つまり不死鳥である。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2987.html
「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「操作性やグラフィックに対する具体的な記述」です。 どんだけスポーツ101 【どんだけすぽーつひゃくいち】 ジャンル スポーツミニゲーム集 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 スターフィッシュ・エスディ 開発元 Nordcurrent 発売日 2010年12月16日 定価 3,990円(税込) 判定 クソゲー ポイント 2010年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点 出来損ないミニゲーム集スポーツである必然性皆無似たようなゲーム、及び運ゲー多数 クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 概要 問題点 評価点 総評 余談 概要 元はリトアニアのデベロッパーであるNordcurrentがリリースした『101-in-1 Megamix Sports』というソフトを、日本向けにローカライズしたもの(*1)。 本作はNordcurrentが主にスマホ向けとしてリリースしていたカジュアルミニゲーム集『101-in-1』シリーズの1つで、タイトルにもあるようにスポーツを題材としたミニゲームが101個収録されているのが売りである。 ゲーム開始時では10個のゲームしか遊べないが、ゲームをプレイ、及びクリアすると貰える「$」を消費する事により、ロックされた残り91個のゲーム欄を解除できるという流れとなっている。 しかし、その出来は余りにも極薄なゲームのバーゲンセールと言う他ない、酷すぎる代物であった。 問題点 スポーツゲーム集と謳っている割には、どう見ても元のスポーツの必然性が感じられないものが多数。以下一例。 新体操 ボール タッチペンでボールを上にスライドさせ、画面上にある「☆」に触れさせてスコアを増やしていくゲーム。レオタードを着た選手もいなければ、芸術得点なんてものも一切ない、要は「単にボールを弾いて動かすだけ」というもので、新体操の 「し」 の字も感じられない。 カポエイラ CPUが指定する描き方を覚えて、タッチペンでそれを真似するだけというもの。ただの脳トレにありがちな記憶暗記ゲームでカポエイラである必然性が微塵も感じられない。 アクロバットダイビング CPU指定の複数のマークの順番を覚え、制限時間内にそれを当てていくというゲーム。ただの記憶暗記ゲーで全然アクロバットしていない。 運ゲーやハメゲーがやたらと多い。以下一例。 ダーツ 的がランダムで左右に動く為、狙いを定める事はほぼ不可能に近く、もはやダーツを適当に投げるゲームである。 プロレス タイミングよくパンチかキックを当てるだけで即効で勝てる。そんなものはプロレスじゃない。かと言ってプロレスのような何かでもない。 ビーチバレー プレイヤーの移動と一種類のトスしかできないので、勝つには相手の自爆を待つ以外に方法はない。 なお、テニスはシングルスコートのサイズやサーブの対角打ちすら判定されない仕様。ファミコン初期のテニスより酷いものだ。 もっと言えば「気球」はスポーツですらない。それ以外でスポーツですらない物は「釣り」などがある(*2)。 説明書が極薄で大した説明になっていない。基本的な操作説明と始めに選べるゲーム10本に対する簡素な説明しかなく、あってもなくてもいいようなレベル。 ゲーム内においてゲーム説明が確認できるが、これも簡素な文章のみで説明不足な為、どういうルールなのか把握し辛い。結局はゲームを直接プレイして手探りで慣れるしかない場合が多い。 しかも、説明が確認できるのはゲーム選択時のみで、ゲーム中においては一切の確認はできない。確認し直すにはゲームを中断する必要がある。 各ゲームを選択するには、横一列に配置されたゲーム欄をスライドさせる必要があり非常にめんどくさい。これのせいで、どこに何のゲーム欄があるのかがわかりにくい。 各ゲームの難易度は一種類ぽっきりで、同じゲームで違う難易度を楽しむといったようなバリエーションは存在しない。 また、各ゲームの難易度の差が大きく、簡単なものは初見で余裕クリア可能だが、難しいものは100回プレイしてもクリアできないような高難易度のゲームも。 各ゲームのノルマを達成するとクリアマークが付くのだが、ハイスコアなどの記憶は一切されず、そのゲームをクリアしてしまうと上を目指す楽しみがなくなってしまう。 全体的に微小にもっさりしたテンポになっており、ゲームによっては決着が付くまでに結構な時間を要する事もある。 ほとんどのゲームはタッチペンでの操作を要するが、操作性が悪くまともに動かす事すらままならないものも存在する。 ロックの解除に必要な「$」はプレイしていく内にすぐ溜まるが、全ゲーム欄のロックを解除してしまうと使い道がなくなり、溜まる一方となる。 グラフィックが冗談抜きでスーパーファミコンレベル。 各ゲームのアニメーションパターンも乏しく、静止画をバックにプレイしているような寂しさである。 ゲーム中のBGMが数える位しか存在せず、曲そのものも聞けない程酷いものではないが全体的に地味で眠くなるものばかり。 オプション関連は一切存在しない。 通信プレイによる2人対戦が可能だが、ダウンロードプレイに未対応で、プレイするにはソフトが2つ必要。2010年末という発売時期を考えれば、あって当たり前に近い機能なのだが。 評価点 水増し気味とはいえ、本当に101個のゲームが収録されており、背景のグラフィックや種目に使い回しが一切存在しない。「下手な鉄砲も数撃てば当たる」という言葉があるように、人によっては面白いゲームに出会える可能性も否定できない。この辺は純粋に評価すべきだろう。肝心のゲームが薄くて大した評価になってすらいないが…。 「ガラッキー」「ゾービング」「デュアスロン」などの、一般的にはほとんど聞かれないようなマイナースポーツも収録されている。 もっさり気味とはいえ、1ゲームにかかる時間のほとんどが短く、少し時間が空いている時に軽く遊ぶには適任なソフトではある。なんだかんだいってもクリアマークをチェックしていく作業は地味にはまるものがある。 ゲーム中のポーズや中断(ゲーム選択画面に戻る)はいつでも可能。いつでも好きな時にゲームを止められる心配りは完備されているのも地味に評価できるポイント。 総評 その辺の携帯電話にありそうな安直なミニゲームを適当にかき集めただけという、正統派出来損ないゲームの詰め合わせといえる存在。 こんなゲームを2010年末期に商品として発売しようとしたスターフィッシュの精神を疑わずにはいられないだろう。 恐らくは同じDSソフトの『だれでもアソビ大全』のような路線で作られたであろうソフトだが、どう見てもあちらに比べて圧倒的に低クオリティであり、勝っているのはゲームの数だけという悲惨さと言う始末。 この手のゲームでたとえるならば『Action 52』を2010年向けに再現したかのような出来と言えるだろう。 とはいっても、アレとは違い致命的バグもなければ、ゲームそのものはまともである分、(クソゲーとしては)幾分見劣りするが…。 余談 海外ではWii版も『101-in-1 Sports Party Megamix』のタイトルで発売された。ただし、クオリティは本作と同じくらい酷いとの評判。 ゲームタイトルの「どんだけ」というネーミングからしてすでに地雷臭。しかもゲーム内容も悪い意味で「どんだけ~」なので洒落にすらなっていない。因みにこのフレーズはローカライズに際して追加されたものであるが「どんだけ~」が流行語大賞にノミネートされたのは発売年から3年も前の2007年である。
https://w.atwiki.jp/gyakusai/pages/62.html
逆転裁判 4 Presents あなたの推理力検定 ~嘘を暴く快感~ http //cert.yahoo.co.jp/tie_up/capcom.html 「逆転裁判 4 Presents あなたの推理力検定」では、あなたの推理力をさまざまな角度から判定します。 普段から推理小説が好きな方や、自分の推理力を試してみたい方にピッタリの検定となっています。 出題される10問に回答し、合計正解数によって推理力のレベルを判定します。 8問以上正解のあなたは「逆転裁判検定:上級」です。 さぁ、今すぐチャレンジ! 丸山和也弁護士より 弁護士の仕事は法廷での裁判だけではないんです! 法廷にたどり着くまでに、いろいろな場面で頭を働かせ、 推理することが必要なんです。そんな頭を使って推理する問題を 『逆転裁判 4』の開発スタッフが特別に用意してくれました! 皆さんも一度、チャレンジしてみてください。 第1問 高級住宅街の殺人 正解 (答)2 解説 解剖所見では、死後3時間が経過、とある。 被害者は3時間も前に死んだのに、テーブルの上のドリンクの氷がとけていないのは、おかしい。 第2問 玄関の殺人 正解 (答)3 解説 靴脱ぎ場の状態がきれい過ぎる。 外から帰ってきて妻の死体を発見し、慌てて部屋へ入って通報したなら、靴がきれいに揃っているのはおかしい。 出かけていた時の靴がこれでないとしても、脱ぎ散らかしてある靴も見当たらない。 夫は出かけてなどおらず、出かけようとした妻を玄関で殺害しそのまま発見者を装って通報したものと思われる。 第3問 強盗の目的は? 正解 (答)4 解説 掛け軸の跡で血痕が途切れている。 つまり、掛け軸には被害者の血がついていたことになる。 血のついた掛け軸に金銭的な価値はないので、金目当ての強盗が奪っていったとは考えにくい。 第4問 晩餐の殺人 正解 (答)3 解説 『1. 灰皿』には、タバコの吸殻と灰がたまったままになっている。 これで殴ったならば、灰がこぼれたはず。 よって、灰皿は凶器ではない。 『2. 百科辞書』を凶器として使用したならば、ページに被害者の血が染み込んだはず。 この血痕はふき取ることはできないため、凶器ではありえない。 開封済みの『4. ミネラルウォーターのビン』で殴ったならば、テーブルの上が水浸しになっていなければおかしい。 よって、これも凶器ではない。 以上のことから、残った『3. ビールのビン』が使用された凶器であることが分かる。 ビールのビンは、まだ栓が開けられていないため、凶器として使用できる。 第5問 強盗への反撃 正解 (答)1 解説 見知らぬ男が、何冊もある本の中から、10万円の入った本だけを正確に抜き出すことができるだろうか? 本だなの状況を見れば、家の主人がウソをついていることは明らか。 第6問 パン泥棒は誰? 正解 (答)4 解説 目撃者の証言は、あてはまる人物がひとりもおらず、3人とも信用できない。 パン泥棒をかばうために、ウソをついていると推定できる。 となると怪しいのは、「ヒゲでもなく、メガネでもなく、太っておらず、おじいさんでもない」人物。 すなわち「森本四郎」。 (この後、兄弟4人でパンを山分けにしたと思われる) 第7問 正当防衛 正解 (答)3 解説 銃痕の大きさから、小さい銃痕のほうが探偵によるものとわかる。 大きな銃弾でできたヒビが、小さな銃弾でできたヒビに止められているので、探偵が先に発砲したと断定できる。 探偵の「応戦して撃ち返した」という証言と、窓の状況とが矛盾しており、探偵の言う「正当防衛」は成立しない。 第8問 対局中の殺人 正解 (答)3 解説 被害者が「即死」しているのがポイント。握られた「駒」は、犯人の偽装工作と断定できる。 だとすれば、駒の意味と関連のない人物が犯人。菱屋 キヨシは「飛車」、五角 雄二は「コマの形が五角形」、 駒田 正一は「駒」そのもの。よって、握られた駒に何の関連性もない名を持つ、岸辺幸造の偽装と思われる。 第9問 証言者の矛盾 正解 (答)4 解説 はじめて部屋を訪れた、といっているのに、部屋に飾ってあった置物が、重くて持ち上げられないと知っているのがおかしい。 第10問 誰が彼女を殺したか? 正解 (答)2 解説 『1. 空巣』は事件当日の朝すでに逮捕されているので、犯人ではありえない。 空巣が犯人だった場合、女友達と○×運輸の配達員は、被害者に会えないことになってしまう。 現場の状況を見ると血痕の上に宅急便のダンボールが置かれていることから、犯行時刻は宅急便の到着よりも前だったことが分かる。 このため、夜に帰宅するまで会社で仕事をしていた『4. 被害者の夫』にはアリバイが成立する。 夕方よりも前に犯行が可能だったのは、『2. 被害者の女友達』か『3. ○×運輸の配達員』だが、○×運輸の配達員が犯人だった場合、被害者は下着姿のまま宅急便に出たことになってしまうため、やはり犯人ではありえない。 残った『2. 被害者の女友達』が、犯人。 彼女は、昼すぎに被害者宅を訪れ、被害者を殺害。 そこに、折り悪く○×運輸の配達員が宅急便を届けに来た。 宅急便を受け取らなければ、死亡推定時刻がしぼられて自分が疑われてしまうと考えた犯人は、仕方がなく被害者のフリをして宅急便を受け取ったのである。 ▲ページ上へ▲
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2914.html
ゾンビの同級生はプリンセス -不死人ディテクティブ- 【ぞんびのどうきゅうせいはぷりんせす ふしにんでぃてくてぃぶ】 ジャンル 不死人ディテクティブADV 対応機種 Windows 2000/XP/Vista 発売元 アーベルソフトウェア 発売日 2011年8月26日 定価 8,800円(税別) レーティング アダルトゲーム 配信 2013年06月07日/2,287円(税別) 判定 クソゲー ポイント 2011年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板大賞 完全無欠の駄ゲー惨状絶対ぇに見逃せないリンク探偵? 推理? どこが?COMING SOON クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 概要 シナリオ概要 システム説明 問題点 評価点 総評 余談 概要 メーカーの社長でありライターでもある故・菅野ひろゆき氏の遺作。 氏は本作の開発中に倒れ入院(*1)した為、「シナリオ担当」というより「原作者」とでもいうべき立場となる。参考。 シナリオ概要 このゲームの全体的な目的は「2ヶ月前に主人公を殺した犯人を探す」こと。主人公はこの時に一度殺され、月奈に不死者として復活させられた。 第1話は絵画探しがメイン。主人公と月奈の出会いも描いている。 第2話は簡単に書くと「閉鎖空間で記憶を失った5人が脱出を試みる」という話。 システム説明 「探偵ハイパーリンクシステム」 『ミステリート ~アザーサイド・オブ・チャーチ~』で採用されたシステムで、一言でいえば「文中の単語をクリックする事でザッピングするシステム」。 テキストを読み進めていくと文字色の違う単語が現れる事があり、これをクリックするとTIP(その単語の解説文)が表示されたり、他の登場人物の視点にザッピングできたりする。 最初に搭載された『ミステリート ~アザーサイド・オブ・チャーチ~』では、後に「イージーモード」としてリンクの色を変えるパッチを配信するまでリンクの色すら変わっていなかったのだが、流石に不評すぎると思ったのか本作は最初から色付きリンクに変更された。 とはいえ、そもそもこのシステム自体評判が悪かったので、根本的に別のシステムを考えて欲しかったものである。 問題点 システム面の問題 根本的に問題のあった「探偵ハイパーリンクシステム」を引き続き使用している事。 リンクをクリックしなかった場合にはすぐにシナリオが終了し、突然シナリオがプツンと途切れて画面が真っ黒になってしまう。そしてそのパートを最初から読み直すか、タイトル画面に戻るかの選択を迫られるだけとなっており、ようは単なる「視点変更する為のスイッチ」としての機能しか持たない場合が多い。 見逃しやすいリンクのせいでぶつ切りになって同じ文章をまた読まされるのは、はっきり言って苦痛以外の何物でもなく、これらの場面に関しては、各人物のシナリオ選択式にでもした方がよっぽど読みやすい。 ザッピング先に関しても、主要キャラ間だけで視点を回していればまだ良かったものを、立ち位置がさっぱりわからないキャラや、脇役その1の様なキャラの視点にまでザッピングされる為、各キャラへの感情移入はおろか、物語の全容把握すら困難。 バックログからザッピングできない問題もそのまま。1度リンクを見逃すとそのパートの頭から読み直さなければならなくなる。 既読文章のスキップ機能も、相変わらず一度発見したリンクすらスキップしてしまう。その為、見逃した位置が分かっている場合くらいしか使い道がない。 未完成な部分が多い 2話以降のリンク機能の激減 まずTIPが出てこなくなる。 ザッピングポイントも各パートのラストに登場するのみ。 「クリックすれば次のパートに進み、クリックしなければゲームオーバー」となるだけで、これでは次のシナリオの開始地点を分かりにくくしているだけである。 そのくせ2話は視点変更を活かした叙述トリックの為に回数だけは非常に多い。 全4話と謳っていたが、実質全2話 第3話は、数行のテキストの後に「COMING SOON」と表示され、唐突にゲームは終わってしまう。 1か月以上後に第3話はアドオンとして配信されたが、これもかなり低クオリティ。 ザッピング方式も2話同様で無駄に長く、意外性のない単調な展開が続き、しかも悪役の設定や伏線を放り出す「打ち切りエンド」。 ちなみにこの第3話は「更に本作を楽しんでいただける内容」と銘打たれていた為、それをそのまま取るなら「おまけ」であり、これでは製品的には全2話である。そして第4話は完全に無かった事にされた。 シナリオの落ちとしても問題が残る。 最後は真犯人の正体が明らかになるのだが、ゲーム全体を通して見ると、真犯人があまりに回りくどく行き当たりばったりな方策をとっている。 こうなってしまったのは、これまで張ってきた伏線の大半を(先述の第3話で)放棄したのが原因だろう。無視しなかったのは「魔凶(*2)」関連くらいのもの。 その他 このメーカーでは恒例だが、ボイスも歌も入っていない。 キャラクターデザインそのものは悪くはないが、イベントCGと立ち絵で明らかに顔の違うキャラがいる。 更にエロCGは、差分を除くと全9種類しかない。 因みに原画担当は『あすか120%』シリーズで一躍有名になったあの七瀬葵氏である。 評価点 第1話・第2話のシナリオ 単純にシナリオだけを見ればADVとして及第点レベル 推理モノとしては最後まで先の読めない展開で、意外性もありキャラも立っている。 特に主人公を下僕のように扱う高飛車なヒロイン「月奈」はキャラが立っている。 ただし、せっかくのシナリオも上述のザッピングが足を引っ張ってしまっている。 また「ディテクティブ」を謳っている割には推理要素が一切なく、突飛な伏線もない。 総評 菅野氏が倒れた状態で無理やり完成させた所為なのか、未完成のまま売り出されてしまっている。 しかも過去作で不評だったシステムをほぼ改善せずに中途半端に引き継いだことで、ゲーム全体がひどい出来になってしまっている。 菅野氏が関わったと思われる部分のシナリオに関してはそれほど悪いものではないので、このような形で世に出されたのが非常に悔やまれる。 余談 菅野氏が一時復帰した際には以下のようなツイートをしている。 「実を言うと、ゾンビ企画のプロットとキャラデザをやった後、シナリオ書いてる途中でぶっ倒れてしまって……で、目が覚めたらそこは見知らぬ病院で、何と1か月が過ぎていたという(-_-; ちょっとアリエナイような本当の話」 「ゾンビ企画は、原作菅野・脚本某と言った方がいいかもしれないので、期待と違っていたらゴメンなさい。七瀬さんの素晴らしい絵は健在なのでそちらはご心配なく。」 ツイートリンク 菅野氏の入院を考慮すると、第1話以外は他のライターが書いた可能性が高い。 この頃のアーベルは「更に本編を楽しんでいただける内容」「追加シナリオ」「演出強化」という聞こえのいい売り文句の下、最初からあって然るべきシナリオや演出を後からアドオンとして配信する(=製品版単体では未完成品)という行為を新作が出る度に繰り返していた。 そして本作のような「最後のシナリオをアドオンとして後日配信」は前年に発売した『デュアル・エム-空の記憶-』でも同じ事をやっている。…全く成長していない…。 2011年におけるクソゲーオブザイヤーinエロゲー板大賞を受賞した。 同時受賞作となった『学園迷宮エロはぷにんぐ! ~イクぜ!性技のダンジョン攻略~』が、クソ過ぎて笑える、ネタになるソフトだったのに対し、本作は受け手にひたすら苦痛のみを与えるという、まさにクソゲーとして好対照の存在であった。 本作を発売するまでは「アーベルのゲームはクソだが、ミステリー物は(最低でもシナリオが)当たり」と言われていたが、そちらの希望も切り捨ててしまった。 公式サイトのメイン画面には未だに主人公の顔の上に思いっきり「アドオン追加プログラム公開中!」のメッセージを張り付けている。 告知は必要ではあるが、せめて張る場所をどうにかできないのだろうか。これだけでメーカーの「やる気の無さが窺えてしまう」というものである……。 後に菅野氏が一時回復した際に「心入れ替えて面白い作品を作ろうと思う」と発言。時期と出来を考えると恐らく本作の事と思われ、本作は制作者公認の「面白くない作品」となってしまった。 しかし菅野氏はその後、再度体調を崩して他の作品を世に出すことなく亡くなってしまう。 仮に前述の憶測通り、2話以降に菅野氏がろくに関わっていなかったとした場合、よりにもよってコレが遺作になってしまったのは無念にも程があるだろう。